独身者の暮らし

近年増加傾向にある独身生活者。一般的に孤独で寂しいイメージを持たれがちですが、その実態はどのようなものなのでしょう。一人で暮らす毎日を時に笑い、ある時は悲しみに暮れ、今日も多くの独身者がこの国に生きているのです。

経済的に自立していない実家暮らしの独身者の課題

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結婚していない独身者の中には実家暮らしの方もいることでしょう。

 

実家暮らしは1人暮らしに比べると、親や兄弟などが身近にいるので何かと心強いものだと思います。

 

また、食事の支度や洗濯などは親がやってくれるケースも多く福利厚生面においてとても恵まれています。

 

時には身内でのいざこざなど、煩わしいこともあるでしょうが、生活物資も揃っていて普段の生活には不自由を感じることは少ないことでしょう。

 

なので、実家暮らしは1人暮らしに比べると、楽で快適な暮らしと言えそうです。

 

そんな、とても楽で居心地の良い実家暮らしですが、独身者にとって何か問題や課題などはあるのでしょうか。

 

まず、考えられることは実家で暮らす独身者の経済的な問題です。

 

実家暮らしでも、職について収入のあてのある人は問題ありません。

 

実家で暮らしながら仕事をして、いずれはお嫁さんやお婿さんを迎えるのも良いでしょう。

 

たとえ結婚することが無くても、親の死後、その家を自分が継いでそのまま暮らせばいいのです。

 

しかし問題なのは、働かないで無収入の独身者が実家でニートのような状態になっている場合です。

 

そのような人は働いていないので、金銭面ではすべて親に依存しています。

 

このような独身者は将来親が死んだあと、生活費の工面をどうにかしなければなりません。

 

家が大金持ちで資産が山ほどある人は別ですが、多くの場合は生きていく上での最低限の生活費をどうするのか、という問題が浮上するはずです。

 

では、このような問題にどう対処すればいいのでしょうか。

 

一般的には、やはり親の生きている間に、何らかの収入のあてを確保することが必要不可欠と言えるでしょう。

 

どこかへ就職するか、アルバイトやパートをするか、または自営業を始めるか。

 

どのような形態であれ、最低限の生活費は確保しなければならないでしょう。

 

しかし、収入のあてがないうちに親が他界してしまったらどうすればいいのでしょうか。

 

もしそうなってしまったら、最終手段です。

 

最後のライフライン生活保護を受けるしかありません。

 

その時まだ働ける年齢なら、とりあえず生活保護を受けながら何か仕事を探すことになるでしょう。

 

経済的に自立していない、実家暮らしの独身者には、このような課題があるのですね。

 

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